このドキュメントは MindBoard 2 Version 0.7.1 について説明しています。

MindBoard 2 ユーザーガイド

1. イントロダクション

MindBoard 2

1.1. 概要

MindBoard 2 は シンプルなAndroid タブレット向けの手書きマインドマップ作成支援アプリです。

指での入力/スタイラスでの入力のいずれかに対応しています。
ネイティブスタイラスを使うかどうかは、設定画面の Use Native Stylus オプションを使用して、手動で変更できます。

1.2. コンセプト

シンプルで普通。
タブレット上で思考をストレスなく書き出していくアクティビティが普通にできるアプリを目指しています。

1.3. 主な特長

  • スタイラス/指を使った思考のアウトプット

  • ひとつのドキュメント内での複数センターノード(マインドマップ)の作成に対応

  • PDF エクスポート (有料プラグイン)

  • 画像の挿入/テキスト入力の対応

  • Google Drive 対応

など。

今後対応予定の機能の詳細は、 このドキュメントの 開発中の機能 セクションを参照ください。

1.4. 必要な環境

  • Android 4.4 Kitkat 以上の Android タブレット

S Pen (Samsung) や Z Stylus (ASUS) 対応の Androidタブレットで、もっとも使いやすくなることを想定してデザインしています。

1.5. インストール

Google Play から MindBoard 2 を入手します。

1.6. 連絡先

何か不明点等がございましたら、こちら 連絡先情報 までご連絡ください。 ご要望などのフィードバックをいただけると幸いです。

アプリの更新情報はこちらのページ Facebook / Twitter をご覧ください。

2. MindBoard 2 の使い方

2.1. 概要

MindBoard 2 は以下の4つの画面から構成されています。

  • (1)ファイル管理画面 作成したマインドマップを一時的に保管するためのバッファ画面

  • (2)エディタ画面 マインドマップを編集する画面

  • (3)設定画面 各種設定を行う画面

  • (4)プラグイン画面 拡張機能のインストール・管理画面

これら各画面の切り替えは下部のナビゲーションを使用します。

Bottom Navigation
Figure 1. ナビゲーション

2.2. (1)ファイル管理画面

ドキュメントの管理画面です。
プライマリ / アーカイブ の2つのフォルダがあります。

File Manager
Figure 2. フォルダ切り替え
  • Primary Folder プライマリ / Archive Folder アーカイブ を切り替えるには左上にある該当のアイコンをタップします。

2.2.1. プライマリフォルダ

プライマリドキュメントを管理します。

File Manager (Primary Folder)
  • New Document 新規ドキュメントを追加します。

  • Download Document ドキュメントを Google Drive から開きます。

  • Upload Document 選択中のドキュメントを Google Drive に名前をつけて保存します。

  • Sync Document 選択中のドキュメントを 該当する Google Drive File に同期します。

  • Move Document to Archive 選択中のドキュメントを アーカイブフォルダ に移動します。

2.2.2. アーカイブフォルダ

アーカイブドキュメントを管理します。

File Manager (Archive Folder)
  • Revert Document from Archive 選択中のドキュメントを プライマリフォルダ に戻します。

  • Empty Archive アーカイブフォルダ中のドキュメントを全て削除します。

2.3. (2)エディタ画面

エディタ画面ではマインドマップを編集します。

Editor

メイン画面は マップ編集モードノード編集モード の2つのモードから構成されます。

2.3.1. マップ編集モード

ノードを自在につくりながらマインドマッピングを行うモードです。

Editor (Map Edit Mode)

ツールバー(右上)

  • Change Branch Color 選択中のノードのブランチカラーを変更します。

  • Export as PDF 編集中のドキュメントを PDF として Google Drive に保存します。( 要 PDF Export プラグイン )

ツールバー(左下)

  • Delete Node 選択中のノードをを削除します。

ツールバー(右下)

  • Undo アンドゥします。

  • Redo リドゥします。

ノード編集モードへの切り替え
  1. ノードをダブルタップします。

子ノード作成方法

子ノードを作成するノードの左または右に表示されるハンドルを使用します。

Creating Child Node
  1. ターゲットとなるノードをタップして選択→ 子ノード生成ハンドルがターゲットノードの左または右に表示される

  2. 子ノード生成ハンドルをドラッグ

  3. 適当な位置でドラッグを終了

  4. 子ノードが生成される

親ノードと子ノードの連結解除
Cut Branch Handle
  1. 親ノードを選択する。 → 親ノードと子ノードを結ぶブランチの上の中間点にノード連結解除ハンドルが表示されます。

  2. そのハンドルをドラッグして、親ノードと子ノードの連結を解除します。 → 連結を解除した子ノードはセントラルノードに変わります。

子ノード生成ハンドルをドラッグして、セントラルノードに重ねることで、そのノードを再度別の親ノードと連結できます。
ノード位置の移動
  1. ノードをドラッグします。

ノードのリサイズ
  1. ノードを選択します。

  2. ノードの選択ボーダーの 右下のリサイズハンドル をドラッグします。

ノードの折りたたみと展開
  1. ノードを選択します。

  2. ノードの下の部分に出現する 折りたたみ [-] /展開 [+] ボタンをタップします。

ノードの削除
  1. ノードを選択します。

  2. ツールバー(左下) Delete Node 削除ボタン をタップします。

Delete Node Button

2.3.2. ノード編集モード

ノードにアイデアを書くためのモードです。

Editor (Node Edit Mode)

ツールバー(右上)

  • Choose Pen Color ペンの色を設定します / 選択中のグループに含まれるストロークの色を変更します。

  • Choose Text Color 選択中のテキストの色を変更します。

ツールバー(左下)

  • Ungroup 選択中のグループを解除します。

  • Insert Image 画像を挿入します。

  • Input Text テキストを挿入します。

ツールバー(右下)

  • Undo アンドゥします。

  • Redo リドゥします。

右上

  • Back To Map Edit Mode マップ編集モードに戻ります。

設定画面で Use Native Stylus がチェックされている場合は、指によるダブルタップジェスチャーを使ってマップ編集モードに戻ることができます。
ツールスイッチャー
Tool Switcher

ペン / 消しゴム / 選択 / ズーム の4つのツールがあります。
ツールの変更はツールスイッチャーから特定ツールをタップします。

将来プラグインとしてペンの太さの変更が可能になる予定です。
ツールスイッチャー ( Use Native Stylus チェックされている場合 )
Tool Switcher

ペン / 消しゴム / 選択 の3つのツールがあります。
ツールの変更はツールスイッチャーから特定ツールをタップします。

ストロークのグループ化

複数のストロークをまとめてグループにすることができます。

  1. ツールスイッチャーで Selection Tool 選択ツールを選択します。

  2. 対象となるストロークを指またはスタイラスで囲みます。

グループに対して以下の操作が可能です。

  • グループ内のストロークの色を変更

  • グループのリサイズ

  • グループの解除

  • グループの削除

2.4. (3)設定画面

各種設定を行います。

Settings
  • Use Native Stylus : ネイティブスタイラスを使うかどうか。
    S-Pen, Z-Stylus のようなデジタイザー対応のAndroidタブレットを使用している場合にチェックします。

2.5. (4)プラグイン画面

プラグインの一覧です。

Plugins
現在のところ、PDF Export プラグインのみです。

2.5.1. 購入方法

BUY ボタンをタップすると、購入プロセスに入ります。

Purchasing PDF Export Plugin
PDF Export プラグインを購入すると、メイン画面で PDFエクスポートボタンが使用可能になります。

3. 開発中の機能

今後のバージョンアップで以下の機能に対応予定です。

  • 別のマップへのリンク

  • 以前のバージョンのMindBoardデータの読み込み

  • テーマカラーの変更

  • ペンの色と太さのカスタマイズ機能